最終更新 2026年7月20日/随時追記 提供 合同会社愛会
テイクアウト・デリバリー 導線設計ガイド

店内10%・持ち帰り1%へ 売上の主戦場が変わる

消費税の食料品1%案(2027年4月予定・検討中)で、店内と持ち帰りの税率差は最大9ポイントに開く見込みです。持ち帰りとデリバリーの導線を、いまから整えておく飲食店向けに、始め方と取次先を一枚にまとめました。

小さな飲食店のカウンターに並んだ持ち帰り用の紙袋とテイクアウト容器
持ち帰り・デリバリーを、売上の主戦場に。
店内飲食(現行・据置見込み)
10%
外食は対象外の方向
持ち帰り(1%案・検討中)
1%
食料品8%→1%の議論
最大の税率差
9pt
現行2pt → 拡大の見込み
01 背景

何が変わろうとしているのか

2026年6月、政府・与党で食料品の消費税を8%から1%に引き下げる案(2027年4月から2年間・給付と合わせて「実質ゼロ」を目指す)が示され、内閣官房の中間とりまとめにも盛り込まれました。一方で外食(店内飲食)は10%のままとする方向で、店内と持ち帰りの差はこれまでの2ポイントから最大9ポイントへ開く見込みです。

注意|これは「案」です

2026年7月20日時点で、税率1%案はまだ決定していません。政府は2026年8月上旬をめどに方針を決めるとしており、内容・時期は変わる可能性があります。本ページは確定情報ではなく、公表資料と報道に基づく見込みの整理です。

それでも、差が開けば持ち帰り・デリバリーの価格競争力が相対的に上がるのは構造的な話です。導線づくりには審査や仕込みの時間がかかるため、決まってから動くより、今から準備しておくほうが取りこぼしが小さくて済みます。

02 まず、これだけ

今できる3ステップ

大がかりな設備投資は要りません。持っている売上を取りこぼさない順に、上から進めます。

  1. 持ち帰り(テイクアウト)の受け方を決める

    店頭・電話に加えて、ネット注文・事前決済の受け口を用意すると、ピーク時の取りこぼしが減ります。まずは今の容器・オペレーションで無理なく回る範囲から。

  2. デリバリーを1社、試験的に入れる

    配達網を自前で持たなくても、デリバリー代行に加盟すれば商圏を広げられます。加盟審査に時間がかかるため、繁忙期前の早めの申し込みが有利です(詳細は03)。

  3. モバイルオーダー/POSで回転を上げる

    スマホ注文やレジ連携で、少ない人手でも注文・会計をさばけるようにします。持ち帰り・イートインの区分管理にも役立ちます(詳細は04)。

03 デリバリー

デリバリーの始め方と選び方

自前で配達員を抱えなくても、デリバリー代行に加盟すれば当日から商圏を広げられます。主要サービスの費用感は次のとおりです(各社の条件は変わるため、最新は要確認)。

各社公表情報に基づく概況(2026年7月時点)。手数料・条件は業態・エリア・契約により異なります。
サービス初期費用手数料の目安特徴
出前館0円(キャンペーン時)サービス手数料+配達代行(自社配達なら手数料のみ)国内最大級の掲載数・自社配達も選べる
menu0円(時期による)注文ごとの手数料テイクアウトとデリバリーの両対応
Uber Eats要確認デリバリー/自社配達/持ち帰りで料率が異なる配達網が広い・訪日層にも露出
自社デリバリー導線構築のみ手数料負担が小さい常連・近隣向け。注文受付の仕組みが必要
迷ったら

まず1社を試験導入し、反応を見て広げるのが実務的です。どのサービスが自店の業態・エリアに合うかは、無料相談で中立に整理してお伝えします(愛会が最適な取次先をご紹介します)。

自店に合うデリバリーを相談 出前館の公式情報 [PR]一部リンクは広告を含みます
04 テイクアウト/モバイルオーダー

注文と会計を少ない人手でさばく

持ち帰りの受注や店内注文を、スマホ注文・レジ連携(モバイルオーダー/POS)でさばくと、ピーク時の人手不足をやわらげられます。持ち帰り8%・店内10%といった税区分の管理にも、対応したレジは役立ちます。

  • モバイルオーダー:客のスマホから注文・事前決済。行列と聞き間違いを減らす。
  • POS連携:売上・税区分・在庫を一元管理。持ち帰り/イートインの区分に対応。
  • テイクアウト予約:受け取り時間を指定してもらい、調理と受け渡しを平準化。
導入の相談

自店の規模・オペレーションに合うツールは業態でかなり変わります。候補の絞り込みから、無料相談で一緒に整理します。

05 あわせて
06 疑問

よくある質問

持ち帰り1%は、いつから決まったのですか
まだ決定していません。2026年6月に政府・与党で「食料品を8%→1%(2027年4月から2年間)」とする案が示され、内閣官房の中間とりまとめに盛り込まれた段階です。政府は2026年8月上旬をめどに方針を決めるとしており、内容・時期は変わる可能性があります。
まだ決まっていないのに、今から動く意味はありますか
デリバリー加盟やモバイルオーダー導入は審査・仕込みに時間がかかります。制度が動いてから慌てるより、導線を整えておくほうが取りこぼしが小さくて済みます。今の売上を取りこぼさない範囲から始めるのがおすすめです。
相談すると、必ず何か契約させられますか
いいえ。相談は無料で、しつこい営業はしません。自店の業態・エリアに合う選択肢を中立に整理してお伝えし、進めたい場合のみ最適な取次先をご紹介します。
デリバリー代行の手数料が高いと聞きますが
サービスや配達方法(代行配達か自社配達か)で負担は変わります。まず1社を試験導入して費用対効果を見極め、自社配達との併用も含めて設計するのが実務的です。具体的な試算もお手伝いします。
07 無料相談

「うちの場合、どこから手をつけるか」を無料で整理します

業態・立地・客層によって、テイクアウトとデリバリーのどちらを厚くすべきか、どのツールが合うかは変わります。あなたの状況に合わせて中立に整理し、進めたい場合は最適な取次先をご紹介します。相談は無料です。

送信内容は相談対応のみに使用します。